◆WBC 1次ラウンドC組 日本8―6韓国(7日・東京ドーム)

 スポーツ報知評論家の村田真一氏が韓国戦の3回に2試合連続となる右越えソロを放った大谷翔平投手のすごみを捕手の視点から語った。

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 第2打席。

韓国バッテリーは真正面から勝負する気はなかったはずよ。前日の台湾戦で満塁ホームラン含めて3安打打っているし、そもそも世界トップクラスの打者の大谷やからね。サイドスローの先発コ・ヨンピョも、もちろん警戒していたはずよ。

 投球を見ている限り、一番自信のあるだろうチェンジアップを2球続けて1ボール1ストライク。恐らく最後もこの球で抑えたいし、3球続けるのは怖い。かと言って真っすぐを投げるのも怖いから、スライダーを選んだんちゃうかな。ファウルを取れればラッキーくらいの気持ちでね。そして四球だった第1打席はこの球は投げていなかった。つまり大谷はこの試合、初めて見る球ということよ。

 ただその球を大谷は一発で仕留めた。バッテリーはたまらんと思うよ。たった2打席の対戦でこれをやられたら投げる球ないもんね。

この対応力があるからこそ、警戒されている中でも結果を残し続けられるんやろね。もう、すごいとしか言えないよ。(村田 真一)

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