◆WBC 1次ラウンドC組 日本―オーストラリア(8日・東京ドーム)

 侍ジャパンドジャース大谷翔平投手(31)が8日、勝てば1位突破が決まるWBC1次ラウンド第3戦・オーストラリア戦(東京ドーム)前の練習に、フリー打撃を行った。3試合連続で試合前にフリー打撃を行うのは異例だ。

オーストラリア代表のナインも熱視線を送る中、1セット目は6スイング中3発。2セット目は、5スイング4発で右翼ビジョン直撃弾には球場からどよめきが起こった。最長150メートル弾を含む計15スイング中9発。圧巻の“ホームランショー”となった。

 WBC初戦だった台湾戦(東京ドーム)前には、フリー打撃で21スイングで10本がサク越え。試合前にフリー打撃を行うのは右脇腹を負傷してその後の試合に出られなかった23年9月4日(日本時間5日)以来、913日ぶりだった。すると直後の試合では、2回1死満塁で先制の満塁本塁打を放ち、チームを13―0の7回コールド勝ちに導いた。4打数3安打5打点の大暴れだった。

 7日の韓国戦前もフリー打撃。右翼ビジョンを超える推定飛距離150メートル弾を放つなど26スイングで5本が柵越えで、韓国ナインの視線も集めた。2試合連続で試合前にフリー打撃を行うのは23年3月のWBC準決勝、決勝(米マイアミ)以来だったが、試合では3回の2打席目に同点弾。2試合連続弾を放った。

 韓国戦の試合後には、21年以降はあまり行っていなかった試合前のフリー打撃を連日行っていることについて「時期的にはまだスプリングトレーニング(春季キャンプ)の時期。その時期は外で打つことはけっこうある。その習慣のひとつとして体も、スイング自体も定まっていない時期ではある。外でしか確認できないことをまず確認する時期ではある。その一環として、大会期間中ですけど、しっかり振るという意味では外で打つのもいい調整になる」と説明していた。

 この日は「天覧試合」。勝てば1次ラウンド1位突破も決まる特別な一戦だが、大谷は試合前から入念に準備を進めた。

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