▽練習試合 掛川西6―3北照(8日・掛川球場)

 第98回センバツ高校野球大会(19日開幕・甲子園球場)に出場する北照が、2024年夏の甲子園出場校の掛川西(静岡)とダブルヘッダーで練習試合を行った。1試合目にプロ注目の183センチ右腕・中谷嘉希投手(3年)が先発し、6回1/3を3失点。

将来の目標である侍ジャパン入りへ甲子園でのアピールを誓った。

 対外試合解禁日の7日に続く連投。最速149キロの怪物候補は「状態はよくなかった。球も荒れて打たれてしまったので、まだまだ」と反省。センバツ初戦の専大松戸(千葉)戦を21日に控え、「楽しみな気持ちはあるが、今の状態では絶対に投げられない。もっとやらないと」と気を引き締める。

 昨秋の全道大会では未登板に終わり、明治神宮大会でベールを脱いだものの「野手や(エース)島田(爽介、3年)のおかげで甲子園まで連れてきてもらった。恩返しを甲子園で果たしたい」と決意表明。オフには体重を7キロ増やして球威アップに成功、北海道を離れた今も白米を朝800グラム、夜1キロ食べ、体重90キロを維持している。

 聖地では「自分のまっすぐでどんどん押していきたい」と中谷。目指す投手像は明確だ。刺激を受けるのが、現在東京ドームで開催されているWBC。

憧れは侍ジャパンの一員である日本ハム・伊藤大海投手(28)だ。7日の韓国戦では、ドジャース大谷翔平の同僚・金慧成に同点2ランを浴びたが、「やっぱりすごい真っすぐ。自分もそういう選手になりたい」と目を輝かせ、さらなる進化を誓った。(伊藤 明日香)

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