天皇、皇后両陛下と長女・愛子さまが8日、東京ドームでワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドの日本・オーストラリア戦を観戦された。

 貴賓席に到着されたご一家のお姿が大型画面に映し出されると、拍手と歓声が上がった。

前回大会で指揮を執り、日本を優勝に導いた栗山英樹さんが説明役を務めた。

 陛下は皇太子時代、2006年の第1回WBCの韓国戦、09年の第2回大会の中国戦にいずれもご夫妻で訪れた。09年に観戦した際は、当時日本代表監督の相談役を務めていた王貞治さんから試合の展開について説明を受けた。

 愛子さまは熱心な野球ファンとして知られる。

 前回23年のWBCで日本代表が優勝した際、池田憲治・宮内庁次長(当時)は定例記者会見で、天皇ご一家が決勝戦を最後までテレビ観戦された様子を報告した。特に、大谷翔平選手らが強固なチームワークと不屈の精神で勝利をつかむ姿に、深く感銘を受けられたという。

 宮内庁の公表日程によると、2009年7月、当時7歳の愛子さまは神宮球場でプロ野球公式戦を現地で観戦。普段も選手名鑑を手に取り、詳細な試合展開を追う様子が記されている。24年2月、天皇陛下が64歳の誕生日を迎えた記者会見では、愛子さまが大谷の挑戦について「大きな刺激と勇気をもらっている」と明かしている。

 プロ野球では1959年に後楽園球場での巨人―阪神が天覧試合として行われた例があり、昨年6月に亡くなった長嶋茂雄さんがサヨナラ本塁打を放ったことで知られる。

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