◇静岡県知事杯プロ・社会人・大学対抗戦 決勝 ヤマハ2―1ハヤテ 最終日(8日・ちゅ~るスタジアム清水)

 静岡県知事杯プロ・社会人・大学対抗戦は8日、ちゅ~るスタジアム清水で準決勝、決勝が行われた。7イニング制の大会で準決勝で静岡産業大に大勝したヤマハ(社会人野球)は決勝でハヤテ(プロ野球ファーム・中地区)と対戦。

同点の5回2死二塁から3番・相羽寛太遊撃手(23)が、決勝の中前適時打を放ち、2―1で勝利し、5年連続7回目の優勝を飾った。最優秀選手(MVP)には相羽が選ばれた。

 追い込まれながらもしぶとく、運んだ。5回2死二塁からヤマハの3番・相羽がV打。ハヤテの4番手・野村のフォークを中前へはじき返した。「センターから右中間方向を意識した。初球、2球目に投げてきたので(フォークは)頭にあった」。初回にも左犠飛で先取点を奪う活躍でプロ注目遊撃手がチームを頂点に導いた。

 静岡高卒業後にヤマハに入社して今春で6年目。入社当初は早くプロに行きたくて、結果を追い求めすぎていた。2022年にU―23ワールドカップ、23年アジア選手権など日の丸を背負うようになって少しずつ意識が変わった。

 「今までは来た球を打つだけだったけど、ジャパンで色々な選手たちから打席内での考え方を聞いたのは大きかった。

各場面で狙いを絞れるようになった」。4強だった昨季の都市対抗では、首位打者賞を獲得。日本選手権では「3番遊撃」で全5試合で安打を放ち、Vに貢献した。

 県内のプロ、社会人、大学が集まる大会で3年ぶりのMVPを獲得。「小さい大会だけど、賞を取ることに意味がある。今年は各大会で取れるように頑張りたい」。その先には、長年追い続けてきたプロの夢がある。今秋のドラフト指名へ、1シーズンを通して圧倒的な活躍を見せるつもりだ。

編集部おすすめ