◆オープン戦 阪神2―3巨人(8日・甲子園)
巨人が阪神のお株を奪う超積極走塁5連発で機動力野球を展開した。今季初の伝統の一戦。
全員が先の塁を貪欲に狙っていた。甲子園で迎えた今季初の伝統の一戦。アグレッシブな走塁で昨年との違いを見せつけた。聖地の黒土でスピーディーに躍動した機動力野球。これが今年の阿部巨人だ。その中でも特に光った超積極的なプレーが5つあった。
〈1〉3回2死一塁 松本がディレードスチール成功。通常よりスタートを遅らせて2、3歩サイドステップし捕手が捕球する瞬間に走り出す。捕手が投球に集中するため二塁送球が遅れる隙を突いた作戦を決めた。「みんなめちゃくちゃ走るので。
〈2〉8回無死一、二塁 ダルベックの中飛で二塁走者の佐々木だけでなく一塁走者の泉口もタッチアップ。中堅手の送球が高くなり、カットマンの遊撃手の頭上を越えて三塁方向に抜けた瞬間に泉口は加速して二塁に到達した。
〈3〉8回1死二、三塁 キャベッジの打席で相手の内野は前進守備。だが二ゴロで三塁走者の佐々木はバットに当たった瞬間に好スタートを切り、二塁手は本塁送球できず諦めて一塁送球。1点追加した。
〈4〉9回無死一塁 リチャードの大きな中飛で一塁走者の皆川がタッチアップして二塁にヘッドスライディング。間一髪セーフになった。藤川監督がリクエストも判定は不変だった。
〈5〉9回2死二塁 浦田が左前安打を放つと、外野が前進守備で、二塁走者の皆川は三塁ストップ。だが左翼手の植田はバックホームした。
試合後、阿部監督は「いい走塁がたくさんあったので。これがオープン戦だけじゃなくて、シーズン通じてできるように徹底していきたい」と掲げた。
昨年の巨人はリーグ最少の53盗塁に終わり今季は意識改革。キャンプでは「走塁ミーティング」を行い、非公開練習で細かい作戦を入念に確認してきた。昨年リーグ最多100盗塁で優勝した阪神の前で示した変化。次の対戦となる27日の開幕戦(東京D)に向け、今年の巨人は動く、と思わせる価値ある1試合になった。(片岡 優帆)










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