◆WBC 1次ラウンドC組 日本4―3オーストラリア(8日・東京ドーム)

 日本がオーストラリアに逆転勝利して、初戦から3連勝でC組1位での1次ラウンド突破を決めた。1点を追う7回、4番の吉田正尚外野手が、決勝の逆転2ランを放った。

 ミスター伝説を再現した。1959年6月25日、後楽園球場で行われた初の天覧試合。今でも語り継がれる巨人・長嶋茂雄の劇的サヨナラ本塁打が飛び出したのは、21時10分だった。天覧試合となったこの日、吉田の起死回生のアーチが飛び出したのも21時10分と奇跡の一致が起きた。

 1点を追う7回2死一塁。203センチの長身左腕ケネディの内角低めのスライダーを完璧に捉え、逆転2ラン。打球速度172・4キロ、飛距離120・1メートルのアーチに、東京ドームのファンは総立ちとなった。

 3点リードの9回は大勢がソロ2発を浴びながらも、何とか逃げ切った。チームはオーストラリアに逆転勝利して、初戦から3連勝でC組1位での1次ラウンド突破が決定。吉田は殊勲のヒーローインタビューで、「本当にこういう国際大会は厳しいゲーム続きますので。最後のゲームセットになるまでみんな諦めていなかったと思いますので。勝てたことが一番だと思います。

今日は絶対勝たないといけないと思っていた。みんなでつかんだ勝利。マイアミでも厳しい戦いが続くが、一戦必勝で頑張ります」と語った。

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