◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 「大阪駅ってあるじゃん。あれと梅田駅って」

 「同じエリアよ」

 「じゃあ大阪梅田駅、東梅田駅、西梅田駅は」

 「全部同じ。

何なら北新地駅も。でもな…」

 「でも?」

 「大阪駅の、うめきた地下ホーム。あれだけは同じエリアと言い難い」

 東京から来た同僚と、関西人の私との会話だ。東京人が指摘する“関西の鉄道ややこしいランキング”第1位は「梅田の駅多過ぎ問題」。第2位は「阪神尼崎の乗り換え特殊過ぎ問題」だ。

 阪神電車で神戸方面から急行などで大阪難波方面に行く場合、尼崎駅で下車し、同じホームの向かいに停車中の普通に乗り込む…だけじゃダメで、反対側の扉をそのまま通り抜け、さらに隣の電車に乗る。地元民は「中通し」と呼んで「階段を上り下りせんでええから合理的やん。素敵やん」と愛しているが、東京人の肌には合わないらしい。

 「あと阪神の駅名、長過ぎない?」と東京人。「尼崎センタープール前。鳴尾・武庫川女子大前。どっちも10文字もあるじゃん」。

私は「京急の羽田空港第1・第2ターミナルは14文字やけどな」とは言い返さず、武庫川女子大が来年4月に共学化され「武庫川大」に改称されることを念頭に「まあ、もうすぐ2文字短くなるよ」と答えた。

 「いいえ。現時点で、鳴尾・武庫川女子大前の駅名を変更する予定はありません」と阪神電鉄の担当者。え、そうなの? いずれ「共学なのに駅名だけ『女子』が残ってる問題」がランキング第3位に浮上するかも。(芸能担当・田中 昌宏)

 

 ◆田中 昌宏(たなか・まさひろ)97年入社。車窓でお花見できる阪急今津線が好き。

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