巨人の中山礼都外野手(23)が9日、超激戦の外野争いへの決意を示した。10日のソフトバンク戦(宇部)に備え、東京から空路で福岡入りした。

サポートメンバーとして侍ジャパンに同行、練習時間確保を目的としたファーム調整を経て1か月ぶりに1軍へ本格合流。10日は「5番・右翼」で出場予定で「グラウンドで走り回って、暴れまわっている姿を見せられたら」と腕をまくった。

 準備は整った。キリッと表情を引き締めた。「いよいよなので、頑張るだけですね」。ファームでは教育リーグと紅白戦で計5打席に立ち、実戦感覚は万全だ。昨季自己最多の103試合出場で7本塁打を放ったニュースター候補が、26年型阿部巨人打線のラストピースになる。

 満を持して白熱の定位置争いに参戦する。中山の再合流で1軍の外野手は7人。丸、松本、キャベッジの実績組に加えて好調の佐々木、ドラ4・皆川、育成の知念も存在感を示し、成長著しい背番号40もポジションが確約されているわけではない。「しっかりアピールすることしか考えていない」と、結果で初の開幕スタメンを勝ち取る心づもりだ。

 侍のサポートメンバーとして過ごした18日間はかけがえのない財産。

10日のチェコ戦に先発する中京大中京の同級生・高橋へ「自分が言うのはおこがましいかもしれませんが、自信を持って頑張ってほしいですね」とエールを送った。超一流にもまれて研いできた牙を披露する。(内田 拓希)

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