◆WBC 1次ラウンド D組 ドミニカ共和国12―1オランダ=7回コールド=(8日・米マイアミ=ローンデポパーク)

 WBC1次RのD組で優勝候補のドミニカ共和国が8日(日本時間9日)、オランダに大勝して連勝を飾った。J・ソト外野手(27)が7回コールドを決める“サヨナラ弾”を放つなど、4本塁打12得点で粉砕。

2試合で7発24得点と強力打線が大暴れしている。

 主砲ソトが歓喜に沸く一塁ナインを指さした。9点リードの7回2死一塁で迎えた5打席目。137キロの初球スライダーを逃さず、“サヨナラ弾”を右中間に放り込んだ。「間違いなく私のキャリアで最も大事で美しい時間の一つだ」。昨季43発の大砲がWBC初アーチの余韻に浸った。

 ドジャース大谷翔平を上回る15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時のレート)の大型契約をメッツと結ぶスーパースター。劇的アーチの直前、他選手に出場機会を与えるため、プホルス監督からは交代を打診されていた。だが志願して向かった打席で、1球で仕留めて見せた。

 試合後の会見。ソトは会場に入るや、ゲレロと共に机上に置かれる大会公式グローバルパートナー伊藤園の商品「お~いお茶」を机の下に隠した。大谷が広告塔となっているのはアメリカでも知られている。

実は3日前の会見でも行い、“恒例化”しつつある。

 11日(同12日)に強豪ベネズエラとの直接対決を控え、同組2位は侍ジャパンと14日(同15日)の準々決勝で激突する。プホルス監督は「我々の使命は優勝。まずはイスラエル、その次にベネズエラだ。優先事項は明日だ」とキッパリ。13年大会で史上初の全勝優勝を飾った強豪が王座奪還へ突き進む。

 ◇侍ジャパンの準々決勝の相手 日本は8日のオーストラリア戦で3連勝を飾り、C組1位通過が決定。14日(日本時間15日)の準々決勝(ローンデポパーク)では、D組2位と激突する。D組は日本時間9日の日程が終了した時点で、ドミニカ共和国とベネズエラが2勝、オランダが1勝2敗、イスラエルが1勝1敗、ニカラグアが3敗。他チームとの対戦も残すが、ドミニカ共和国とベネズエラの2強の構図で、11日(同12日)の直接対決の結果で順位が決まる可能性が高く、その場合は勝者が同組1位、敗者が2位となる。

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