◆WBC 1次ラウンドC組 オーストラリア2―7韓国(9日・東京ドーム)

 韓国がミラクル大逆転でマイアミ切符を勝ち取った。1次ラウンドC組の「残り1枠」を巡る一戦は、韓国がオーストラリアに7―2で勝利。

2位を確定させ、1位の日本とともに米マイアミでの準々決勝進出を決めた。勝った韓国はオーストラリア、台湾と2勝2敗で並んだが、この試合で「5点差以上をつけ、2失点以下での白星」という条件を見事に満たし、失点率で上に立った。

 韓国は第1回WBCで4強、第2回は準優勝と創成期を先導したが、直近3大会ではいずれも1次ラウンド敗退。そんな屈辱から見事に復活し、リュ・ジヒョン監督は試合後、「非常に厳しい1次ラウンドだった。選手たちが集中力を発揮してくれた。選手の姿勢や本気度が1つになり、いい結果につながった。きょうは野球人生で一番いい日だ」と喜びを語った。

 この試合、韓国が序盤から効果的に加点。両チーム無得点の2回にムン・ボギョンの右中間2ランで2点を先取すると、3回にも無死二塁から3番に入った主将のイ・ジョンフが、右中間へ適時二塁打を運んで追加点。さらに1死後、2回に2ランを放ったムン・ボギョンが右中間を深々と破る適時二塁打を放ち、リードを4点に広げた。

 さらに4―0で迎えた5回にも、2死二塁からムン・ボギョンが左越えに適時二塁打を放ちリードを5点に。このまま9イニングで勝利すれば韓国が1次ラウンドを突破する状況となったが、直後の5回裏の先頭、グレンディニングが中越えに反撃の一発。

一転して、オーストラリアが突破する状況となった。

 めまぐるしく状況が入れ替わる中、韓国は6回に2死三塁の好機を作った。ここで1番のキム・ドヨンが右前へと適時打を放ち、リードが再び5点となった。再び1次ラウンドの突破条件を満たした韓国だったが、8回1死二塁からオーストラリアの1番・バザーナに左前適時打を許し、再び点差が4点に。土壇場の9回、韓国は1死一、三塁から4番のアン・ヒョンミンが中犠飛を放ち、再びリードを5点に広げると、そのまま逃げ切った。

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