◆WBC 1次ラウンドC組 日本―チェコ(10日・東京ドーム)

 侍ジャパン・高橋宏斗投手が今大会初登板で好投した。山本、菊池、菅野とメジャー組がつないできた先発陣。

NPB組から割って入った中日のエースが、自身のWBC初先発で仕事を果たした。初回から156キロを計測して2三振を奪うと、自慢の直球とスプリットがエンジン全開。2回は2奪三振などで完璧に抑えた。3回は2死から安打を許したものの、無失点で切り抜けた。4回も先頭を歩かせた後、三ゴロ併殺打に仕留めるなど、3人で料理。5回もあっさりと2アウトを取り、65球の制限があるなか、63球で4回2/3を投げきった。1次ラウンド全勝突破への流れを作り「自分のことと言うよりも、チームの勝ちとつながるかもしれないピッチングができてよかった。0に抑えることができてよかった」とコメントした。

 宮崎合宿から好調。2月23日のソフトバンク戦(ひなたサンマリン)で2回パーフェクト、3月3日の阪神戦(京セラD)で2回無安打無失点と安定した投球を披露した。開幕直前に「すごくいい状態で本番を迎えられるし、もう一つ状態は上がると思う」と宣言。待望の出番で期待に応えた。

 20歳で出場した23年のWBCはリリーフで活躍し、決勝の米国戦にも3番手で登板。メジャー屈指の強打者・トラウトから三振を奪い、1回無失点で世界一に貢献した。今回の初仕事は“本職”となったが「第2先発であろうと、中継ぎであろうと、毎日投げる準備を」と気合十分。準々決勝以降も、あらゆる起用に備える準備はできている。

編集部おすすめ