俳優の久保田悠来(44)が、日本テレビ系連続ドラマ「パンチドランク・ウーマン―脱獄まであと××日―」(篠原涼子主演、日曜・後10時半)で拘置所にはびこる教団の信者役として新境地を見せている。

 「転機になれば」という思いで挑む難役。

セリフの区切り方を工夫し、不気味な役柄を表現した。「能面でニュートラルな感じを与えられたらいい」という怪演は、事務所の先輩の篠原にも褒められたという。

 役者人生の始まりは25歳。「デビューが遅かった分、仕事に対する情熱を持って続けられた」。同年に主演した初舞台「switch」を「舞台にアンダーグラウンドな印象を抱いていたけど、むしろ基礎になった。役者として成長させてくれた」と振り返る。

 地元のJ2湘南を長く応援。クラブの英雄・中田英寿氏は「生きる指針」だ。「今だと三笘(薫)選手も新たな開拓者。僕もサッカー選手のように、いかに自分の価値を高めるかを考えている。海外の作品にも出演したい」と意欲的だ。

 「悪役にひかれる。

ドラゴンボールでもベジータが好き」とニヤリ。来年は俳優デビュー20周年を迎える。「憑依(ひょうい)型俳優といわれる人はいるけど、僕は技術で構築していく努力型。よりうまくなりたいし技術を磨きたい」と一生の仕事にしていく。(堀北 禎仁)

 ◆久保田 悠来(くぼた・ゆうき)1981年6月15日、神奈川・平塚市出身。44歳。モデルを経て芸能界入り。テレビ朝日系「仮面ライダー鎧武/ガイム」(2013~14年)で人気に。21年のNHK連続テレビ小説「おちょやん」で朝ドラ初出演。22年に出演した「BASARA」で演出家デビュー。特技はサッカー、水泳。180センチ。

血液型A。

編集部おすすめ