◆WBC 1次ラウンドC組 日本9―0チェコ(10日・東京ドーム)

 侍ジャパンの周東が足だけでなく、パワーも見せつけた。WBCで初先発し、1点リードの8回2死一、二塁で3ラン。

内角の直球を振り抜き、右翼席へ豪快に放り込んだ。自慢の快足ではなく、駆け足でダイヤモンドを一周。「まさかこういう舞台で打てるとは思っていなかった。ホームランバッターの皆さんのように歩くことができず、すぐ帰ってきちゃいました」と、お立ち台でおどけた。

 7回無死の3打席目は平凡な遊ゴロ。猛烈な速さで一塁を駆け抜け、内野安打にしてみせた。前回大会では1打数1三振で、待望のWBC初安打だった。すかさず3試合連続で二盗成功。大会3盗塁目となった。

 韓国戦の9回には中堅の守備でスーパープレーを見せるなど、途中出場で抜群の存在感を見せていた。「本当に日を追うごとに結束力が高まって『今年のチームで勝ちたい』という思いが大きい。いい顔をして、日本に帰って来られるように」。

オフにはメジャー挑戦の夢を断念し、5年20億円の大型契約で残留。NPBの誇るスピードスターは、マイアミでの戦いでも世界を驚かせるつもりだ。

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