金鯱賞・G2(3月15日、中京競馬場・芝2000メートル)でジューンテイク(牡5歳、栗東・武英智厩舎、父キズナ)とコンビを組む武豊騎手は、レース当日が57歳の誕生日。11日の栗東トレセンで、バースデー重賞Vに向けて意気込みを語った。

 これまで、レジェンドは3月15日の重賞を4勝している。「誕生日に土日で重賞がある日に、はまるのも珍しい。誰も祝ってくれへんから、自分で祝うわ(笑)」とおどけてみせた。8日にはひとつ上の先輩である横山典弘騎手が3000勝を達成したが、阪神で騎乗していたため、立ち会うことができなかった。「いや~、いたかったなあ、その場に。表彰式の準備はしてたけど(笑)」と表情を緩めた。

 今回コンビを組むジューンテイクには、4日の追い切りで感触をつかんだ。「思ったより引っかかるなと思った。前進気勢が強くて。(藤岡)佑介が乗っているのを見たら、そんなに難しいようには見えなかったけど。佑介も『調教は結構いきますよ』とは言ってた。スタートがポイントになるかもね。

勝ったレース見てると、五分ぐらいのスタートを切って、前めで流れに乗ってというレースだから。一番外(枠)がほしい」とイメージはばっちりだ。

 ここを勝てば、1998年のサイレンススズカ以来の金鯱賞勝利となる。「芝はおそらくいい状態だと思う。結構、極端なペースになることがある。どスローになったり、ハイペースになったり、どっちもある。流れに乗せたいね。(3月15日で)サイコーの結果を(笑)」と“絶口調”のレジェンド。円熟の手綱さばきで、尾張の地を盛り上げる。

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