J1清水は11日、三保グラウンドで14日のホーム岡山戦に向けて練習を行った。前節のC大阪戦で今季初スタメンを飾ったGK梅田透吾(25)が、2021年から2年間期限付きで在籍した岡山からゴールを守る準備を進めている。

 7日のC大阪戦ではPK戦の末に敗れたものの、90分間で相手シュート14本を0封。1試合平均セーブ数8・0、ペナルティーエリア内外でのセーブ率100%でリーグ1位に躍り出た。それでも「もっと詰められる部分はありますし、チームのやり方に順応しなければいけない部分もありましたが、最低限の仕事はできたのかなと思います」と振り返った。プロキャリアで初めてとなったPK戦では4本とも成功を許したが、「苦手意識はないですが、一本も止められなかったので、頑張るしかない」と前を向いた。

 昨季は開幕3試合でメンバー外となり、その後ベンチ入りするも、ときにはベンチを外れる時期もあった。だが、第24節(7月20日)の横浜FC戦からスタメンに抜てきされると、1試合を除き最終節まで守護神としてゴールを守った。

 しかし、今季就任した吉田孝行監督の下で始まった特別大会では、キック精度の高いGK沖悠哉が第4節までは先発を務めていた。正守護神の座を再び渡すわけにはいかない。

 ここまでは、より質の高いロングボールを意識して練習に取り組んでいるという。22年3月には右膝前十字靱帯を断裂して手術。「いいきっかけですよ。ひざをケガしてから、パワーを出し切れていなかったのかなと思います。

飛距離も伸ばしていきたいですし、自分の中では多少なりとも改善は見られるので、引き続き頑張っていきたい」と語った。

 岡山とは昨季最終節に1―2で敗れており、リベンジマッチとなる。変化を遂げた梅田が、自身にとっての今季初勝利を目指す。(伊藤 明日香)

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