◆第62回金鯱賞・G2(3月15日、中京競馬場・芝2000メートル、1着に大阪杯・G1の優先出走権)追い切り=3月11日、栗東トレセン

 時計以上に、パワフルな脚さばきが状態の良さを感じさせた。ジューンテイク(牡5歳、栗東・武英智厩舎、父キズナ)は、栗東・坂路で高倉(レースは武豊)が騎乗し、57秒0―12秒3を計測した。

7日にCWコースで7ハロン95秒4―11秒4で追われており、直前は“武英流”の余力を残したメニュー。坂路のチップを力強く蹴り上げ、馬体もピカピカ。状態の良さが伝わってきた。武英調教師は「7日の動きが非常に良く、これ以上やる必要もないので。今日も楽に動けていて、文句のない調教でした」とうなずいた。

 3歳の秋に左前脚の屈腱炎を発症。昨年5月にカムバックしたが、4戦して全て2ケタ着順と苦しい時期が続いた。2走前の中日新聞杯で3着に入りきっかけをつかむと、前走の京都記念で復活の勝利となった。「(引退前の藤岡)ジョッキーと最後に勝てて良かった」と指揮官も感慨深げな表情を浮かべた。

 今回はレジェンドの武豊騎手との初コンビを結成する。「楽しみです。ユタカさんも『誕生日の週は重賞を勝つねんな』と言っていました」。

4戦で2勝、2、3着が一度ずつの中京は相性のいい舞台。「いろんな距離で崩れずに走れているし、(中京は)合うと思う」と自信を示した。重賞連勝で、古馬路線を盛り上げる。(山下 優)

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