◆WBC 1次ラウンドB組 メキシコ―イタリア(11日・米テキサス州ヒューストン=ダイキンパーク)

 B組は11日(日本時間12日)、メキシコとイタリアが最終戦で対戦する。前日10日(同11日)にはイタリアが米国から大金星を挙げ、準々決勝進出の行方は混沌。

イタリアが勝てば、イタリアと米国が1次ラウンド(R)突破。それ以外は失点率が運命を左右し、メキシコが5得点以上(9回制)で勝利すれば、メキシコと米国が突破。4点以下の勝利ならメキシコとイタリアという三つどもえの戦いが展開される。両軍の監督が試合前にメディアに応じた。

 米国戦後の勝利祝いはわずか30分で就寝したと振り返ったイタリアのセルベリ監督は「今日勝てば、イタリアの野球にとって素晴らしいスタートになる。たやすい試合ではないが、何とかやってのけたい。ブラジル、英国、誰もが勝てないと思った米国戦と変わりなく備える」と表情を引き締める。前日、負傷退場した捕手ティールに代わってドラシオがマスクを被り、レッドソックスのギャスパーが代替でロースター入りした。

 メキシコのヒル監督は「昨日の時点ではいろんなシナリオがあったが、今日はとにかく勝つしかない。4点以下とか5点以上とか、得点に心を奪われては集中できない。できるだけ多く点をとって勝つだけだ。マニー以外は全員準備できる」。

米国戦で先発し、44球を投げたバレダ以外、ブルペンは総力戦を強調した。

 失点率をめぐっては、2006年大会でメキシコが2次R最終戦で米国を破る番狂わせを演じたことで、米国と韓国に敗れた日本が失点率でわずかに上回って突破し、そのまま世界一になった歴史がある。

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