◆WBC 1次ラウンドA組 キューバ2―7カナダ(11日・プエルトリコ、サンファン=ヒラムビソーンスタジアム)

 キューバを7―2で下し、準々決勝進出を決めたカナダ。WBC6度目の参加で、ついに悲願の1次ラウンド突破を果たした。

試合後のウィット監督は「長く時間がかかったけど、誇りに思う。カナダの人々に朗報をもたらすことができてエキサイティングだ」。2006年の第1回大会から同国を率いてきたカナダ野球殿堂入りの指揮官はしみじみと語った。

 攻守にバランスが取れたチームとしつつ、チームの前進に大きく貢献したと挙げたのが投手陣の強化。その象徴となったのが、今回初めて代表入りしたメジャー通算73勝のパクストン投手。ドジャースにも所属していた2024シーズン後に引退。11年の現役生活に別れを告げ、“無所属”でのロースター入り。この日は4番手で登板し、2回2/3を投げて無失点。6奪三振とブランクを感じさせない内容で1次ラウンド突破に貢献した。

 「彼のようにポストシーズンやハイレベルな実績ある投手がチームにもたらしてくれたものは大きい。引退してソファーに座っていたが、球速97マイル(約156キロ)も出ていた。左投手があれだけの投球ができるなら、私が(フロントなら)代理人に電話するよ」とウィット監督。

 昨年のワールドシリーズではトロントを本拠とするブルージェイズがドジャースと死闘を演じ、注目された。カナダの野球が熱い。

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