◆WBC 1次ラウンドB組 メキシコ1―9イタリア(11日・米テキサス州ヒューストン=ダイキンパーク)

 2大会連続で準々決勝に進出したイタリア快進撃のルーツは、殿堂入りのヤンキース名将、ジョー・トーリ氏にたどりつく。メキシコを下し、8強入りを決めたイタリア代表のセルベリ監督が試合後に会見に臨み、捕手としてプレーしたヤンキース時代に、トーリ監督から受けた影響について語った。

 「彼がやったことは誰もが実践できることではない。ただ、彼は常に紳士であり、エレガントであること、他者をリスペクトすること、ヤンキースの一員であることを教えてくれた。私はそれをイタリア代表に伝えている。選手は常に身だしなみを整え、上品だ。そして、世界一の大会に尊厳を持って挑んでいる」とセルベリ監督。トーリ氏は2013年WBCで米国代表監督に就任。2次ラウンドで敗退し、決勝には進めなかったが、セルベリ監督はメジャー1年目のキャンプから受けた恩師の教えを実践している。

 近代メジャーで求められる監督の条件は捕手の経歴があり、複数の言語を話すことが挙げられると言われる中、イタリア人の父、ベネズエラ人の母を持つセルベリ監督は4か国語をマスター。現在はフランス語の習得に意欲的に取り組んでいるという。

 「言葉でコミュニケーションを築くことは私の情熱。チームを引き受けて1年が経過しましたが、多くの選手をリクルートしたい。今日の試合は素晴らしかった。

残りのトーナメントも戦い続けることを願っている。ますます厳しい戦いに対していかに立ち向かうか、プランを練りたい」とさらなる上位進出に意欲を見せた。

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