オリックス・宇田川優希投手(27)が12日、545日ぶりに実戦復帰を果たした。大阪・舞洲でライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板し、計20球で最速は148キロ。

25年3月11日に右肘のトミー・ジョン手術を受けた剛腕が、完全復活へ大きな一歩を刻んだ。

 「打者を相手に投げられることがうれしかった。地道にやって来て良かったと思います」。24年9月13日のソフトバンク戦(京セラD)以来だった本格投球。平均球速は147キロと安定し、宝刀フォークで空振りも奪った。「試合で投げていって、スピードもあと5、6キロと上乗せできれば」と順調なら3月中に対外試合へ向かう計画。宇田川の声も表情も明るかった。

 23年のWBCではリリーフで2試合に登板し、侍ジャパンの世界一奪還に貢献。今は育成選手からはい上がる立場だが、日の丸への思いは変わらない。「テレビで応援していても緊張しますし、たくさん刺激をもらっています。また世界一になってほしいですし、僕自身も3年前を超えるような姿で戻ってきたいです」。しびれる場面で無双するのが全盛期の姿。

明るい未来が見えてきた。(長田 亨)

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