◆プロボクシング ▽東洋太平洋女子ライトフライ級(48・9キロ以下)王座決定戦 〇漣バル(5回TKO)カレアン・リバス● ▽東洋太平洋女子フライ級王座決定戦8回戦 〇柳尾美佳(判定)山家七恵●(3月12日、東京・後楽園ホール)

 東洋太平洋女子ライトフライ級王座決定戦で、同級2位・漣(さざなみ)バル(22)=ワールドスポーツ=が同級10位カレアン・リバス(37)=フィリピン=を5回TKOで下し、フライ級に続く東洋太平洋王座2階級制覇を達成した。

 漣は5回、ボディーへの連打をたたみかけ、レフェリーストップを呼び込んだ。

4回終了時の採点では2者が2ポイント差でリバスを支持するなど劣勢だったが、逆転TKO勝利を飾った。

 新王者となった漣は、リング上の第一声で「はじめまして、ワールドスポーツのボクシングです」と豪快に言い間違えると、「ワールドスポーツボクシングの漣バルです」と照れ笑い。「見ての通り反省点だらけ。でも、通過点と言っているので、今後もバルに注目して見てください。もっともっと強くなります」と話し、目標の世界王座に向け「何があるか分からないが、絶対誰にも負けない強い気持ちがある。世界の厳しさも覚悟している。見ていてください。みなさんの応援が自分の力になります」と力強く宣言した。

 漣は昨年1月に日本女子ミニマム級王座を獲得。同年9月には東洋太平洋フライ級王座を獲得したが、同王座を返上して1階級下のライトフライ級で新たなベルト獲得した。

 戦績は漣が7勝(3KO)1分け、リバスが9勝(1KO)9敗4分け。

 また東洋太平洋女子フライ級王座決定戦では、同級2位・柳尾美佳(30)=花形=が同級3位・山家七恵(34)=EBISU K’s BOX=を3―0の判定で下し新王者となった。

柳尾はリング上で「やっと(王者に)なりました。相手選手とは再戦だったので、前の日本タイトルでは負けている相手。あの負けが忘れられなくて頑張ってきた」と笑顔。今後については「ちょっと1回休んでまた目標を考えたいです」と話した。

 戦績は柳尾が8勝(3KO)4敗1分け、山家が8勝(2KO)2敗。

編集部おすすめ