西日本交流レース第55回白鷺賞が12日、姫路競馬場のダート2000メートルで12頭(地元8、名古屋1、高知3)によって争われ、3番人気ヘラルドバローズ(小谷哲平騎手)が重賞初制覇を飾った。2周目3コーナーで先頭に立つとそのまま押し切り快勝。

2着にもラッキードリームが入り新子厩舎勢が上位を独占した。1番人気に支持されたジグラートは6着に終わった。

 昨年10月に兵庫に転入してきたヘラルドバローズが、激戦を制した。道中は逃げるセイルオンセイラーを徹底マーク。2周目3コーナーで先頭に立つと、2着に2馬身半差をつける完勝劇で重賞初V。「つかまっていただけ。馬の力で勝てたようなもの」。小谷哲騎手は謙遜したが、姫路の開幕週を飾る「報知新聞社賞 兵庫クイーンセレクション」で重賞初勝利。同開催を締めくくる最後の重賞も勝つという、離れ業を演じ「自厩舎で勝ったこともあり本当にうれしい。まだまだ技術を上げていきたい」と前を向いた。

 まな弟子の勝利に「指示通りに乗ってくれた。もう一皮むけて全国を渡り歩く騎手になってほしい」と新子雅司調教師も笑み。

7歳にして初タイトルを獲得したヘラルドバローズについても、指揮官は「きょうは負けられない戦いだった。今後はダートグレードに挑戦させたい」とさらなる活躍を期待した。(蔵田 成樹)

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