13日(日本時間14日)から始まるWBC準々決勝に先立って、B組2位で薄氷の8強進出を果たした米国デローサ監督が12日(日本時間13日)、米テキサス州ヒューストンでメディア対応。「幸運にもイタリアが勝ってくれた。

彼らは過小評価されていたが、もうそんなことはない。1次ラウンド(R)の戦いはすごかった。彼らに脱帽する。我々を救ってくれた」となどと語った。

 伏兵・イタリアに敗れる屈辱的敗戦で1次Rを自力突破できなかったが、イタリアが最終戦でメキシコに勝利したことによりB組2位となった。運命の鍵を握ったイタリア対メキシコ戦を、宿舎でテレビ観戦した監督は、窮地を救ったイタリアに感謝感激の表情だ。

 1次R3戦目のメキシコ戦後、テレビ出演し「準々決勝行きの切符は発券された」と発言。3連勝した時点で8強入りは確約されておらず、非難を受けた。「自信過剰になっていた。全ては私の責任。メキシコ戦に勝って本当に満足していたから」と、非を認めた一方、「イタリア戦に勝つ必要があること、順位決定方法は知っていた」と、勘違いではなかったとした。

 

 1次R最終戦のイタリア戦は前日に深夜までチームで野球談義に花を咲かせ、ベスト布陣で臨まなかったが、「20年ぶりにメキシコに勝って、クラブハウスで皆と過ごした夜は、私にとってスペシャルなもの。

次の試合をおろそかにした訳ではない。我々は準備していたが、相手が強かった」と、慢心を否定。スタメンを入れ替え、消極的継投への指摘も「控え選手や先発機会を与えたり、中継ぎに休養を与える必要もあった」と作戦上の措置だと語った。

 

 首の皮一枚でつながったマイアミへの道。「息を吹き返したんだ。自信過剰から困難を招き、警鐘が鳴ったが、カナダ戦に向けて切り替える。選手は皆、次の試合に気合十分だ」とA組1位のカナダとの戦いに意気込む。チームはロースターの入れ替えを行い、ヤーブロー、スクバル、ボイドらが所属球団に戻った。デローサ監督によると、元ドジャーズのカーショーは、準々決勝の後に離脱予定で、カナダ戦が最後となる。

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