WBCA組で1位になって初の8強入りしたカナダのウィット監督が12日(日本時間13日)、準々決勝・米国戦を前日に控え米テキサス州ヒューストンでメディア対応。プエルトリコでの1次ラウンドを経て、当地に乗り込んできた指揮官は、「クリーンなプレーを心がける。

国際大会はミスをしたら、痛手を負う。情熱と誇りを持って、最後まで戦う」と大一番に意気込んだ。

 2006年第1回大会から指揮を取るベテラン監督。発足当時からのWBCの変遷を問われ、「より優れた選手を抱えるチームが増えて、レベルが格段に上がり、試合の興奮も増している。大会の成長を感じる」とした上で、MLB開幕前の開催については「タイミングはよくない。最適の開催時期というものが、あるかどうかわからないが、世界一を競う戦いなら、アイスホッケーのように、野球も公式戦のシーズンに区切りをつける時期に来ていると思う。そうすれば、投手の球数制限もなくなり、真の実力を発揮できるようになると思う」と、将来のシーズン中の開催を“提案”した。

 

 いよいよ、米国との準々決勝。第1回大会の2006年、1次ラウンドで米国を8―6で破る金星を挙げたカナダ。初回無死満塁のピンチを迎えたが、最後はチッパー・ジョーンズ(ブレーブス)の併殺打で切り抜けたシーンを回想し、「あれから、打線がつながったんだ。我々はせいぜい4、5人のメジャー選手がいたが、相手は才能あふれる打線だった。あんな打線と対戦するのは初めてだったが、決意を持って戦った」。

 その後、WBCでの対米国戦は4連敗となっている。イタリアに敗れ、他力本願での薄氷8強入りとなった米国から、20年ぶりの金星を奪いたい。

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