阿部監督が開幕メンバーを見極める期間と位置づけた遠征6試合が終了した。「東京ドームに戻る頃には開幕を見据えてやりたい」と構想を明かしていたが、リチャード内野手(26)の骨折離脱もあり、一、三塁の争いは混とん。
▽内野
キャンプから注目されてきた一、三塁争いは新たな局面を迎えた。11日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)でリチャードが死球を受け、「左第五中手骨骨折」と診断された。一、三塁を守るリチャードが離脱し、荒巻は2軍へ。現状では、一塁はダルベックと増田陸、三塁は坂本、ダルベック、石塚が候補といえそうだ。
長打力が武器のダルベックはここまで打率2割、0本塁打。12日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)では逆方向に決勝打を放ったように、徐々に適応しつつある。残りのオープン戦で待望のアーチが出れば、開幕一塁の有力候補に挙がる。
三塁ではキャンプからレジェンド・坂本が好状態を保っている。有望株の石塚は打率1割5分とアピールしきれていない現状だ。阿部監督は「19歳だから。それでバカスカ打てって言ったって無理」と長い目で見守りつつ、若さを前面に出したプレーを求める。
二遊間では、昨季打率3割をマークした遊撃の泉口がオープン戦打率4割7分6厘と盤石。二塁は打撃面の進化と俊足を武器に2年目の浦田が存在感を示している。
▽外野
日本ハムからFA加入した松本はコンディションを考慮され、11、12日の試合を欠場した一方で、遠征6戦で強烈な印象を植え付けたのが佐々木だ。6、7日に2戦連続マルチ安打をマークするなど、ここまで打率3割8分9厘。「打てないと出られない立場なのは変わらない」と背水の覚悟で結果を出している。
右翼では、サポートメンバーとして侍ジャパンに帯同していた中山がチームに再合流。11日ソフトバンク戦(みずほペイペイ)で右翼フェンス直撃の安打を放つなど、打力に昨季以上の迫力を見せている。
左翼では、キャベッジがコンスタントに結果を出している。岡本が抜けた今季、その長打力は貴重で、2年目の進化も期待できる仕上がりだ。百戦錬磨の丸も開幕から逆算して調整中。新戦力では、攻守にルーキーらしからぬ安定感を見せるドラフト4位の皆川も1軍に生き残っている。
11日には試合途中から中山が一塁に回るなど、選択肢は数多くある。オープン戦は残り7試合。激しい一、三塁と外野3枠争いを中心に、開幕スタメンを巡る争いは“延長戦”の様相を呈している。










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