WBCは14、15日(ともに日本時間)に準々決勝4試合が行われる。14日は優勝候補のドミニカ共和国(D組1位)と韓国(C組2位)、ドリームチームの米国(B組2位)とカナダ(A組1位)が対戦する。

15日には、快進撃を見せるイタリア(B組1位)とプエルトリコ(A組2位)、連覇を目指す日本(C組1位)とベネズエラ(D組2位)が激突。注目の4カードを展望する。

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▽ドミニカ共和国-韓国(14日・7時30分)

 1次ラウンド(R)4試合で13本塁打と圧倒的な破壊力を見せたドミニカ共和国打線を、韓国投手陣がどう抑えるか。J・ソト(メッツ)、タティス(パドレス)、ゲレロ(ブルージェイズ)らメジャーのスターが並ぶ打線は壮観で、4戦41得点と1試合平均得点は2ケタに上る。韓国は4戦19失点と投手陣がやや不安定。1次Rで1点差の失点率争いを制して勝ち上がったしぶとさを発揮して食い下がれるか。

▽カナダ-米国(14日・9時)

 出場6度目で初の8強入りを決めたカナダが、史上最強の呼び声高い米国に挑む。カナダはプエルトリコ、キューバら難敵ぞろいのA組を1位突破したように、実力は十分。06年大会では米国から金星を挙げたこともある。イタリアのメキシコ戦大勝で1次R他力突破となった米国は、ジャッジ(ヤンキース)、シュワバー(フィリーズ)らを軸に据えた強力打線が売り。先発は5年連続2ケタ勝利のウェブ(ジャイアンツ)で、リリーフ3投手を追加招集するなど準備は万端だ。

▽イタリア-プエルトリコ(15日・4時)

 1次Rで米国を撃破するなど旋風を巻き起こしたイタリアが、勢い十分に過去準V2度のプエルトリコ戦に臨む。

米国と前回4強のメキシコをねじ伏せたイタリアは、4戦32得点と打線が好調。4戦目には、3戦目まで無安打だった主砲パスクアンティノが1試合3本塁打と目覚め、一段と破壊力を増している。試合巧者のプエルトリコは4戦7失点とディフェンスが安定。打ち合いならイタリア、ロースコアならプエルトリコの展開か。

▽日本-ベネズエラ(15日・10時)

 連覇を狙う日本は大谷(ドジャース)、鈴木(カブス)、吉田(レッドソックス)の要所での働きが際立つ。岡本(ブルージェイズ)、村上(ホワイトソックス)、近藤(ソフトバンク)に当たりが戻れば切れ目がなくなる。先発はエース山本(ドジャース)。ブルペンには絶好調の種市(ロッテ)も控える。ベネズエラ打線にはアクーニャ(ブレーブス)、アラエス(ジャイアンツ)らメジャー屈指の強打者がそろう。先発のR・スアレス(レッドソックス)は球種が豊富な2年連続12勝の好左腕で、攻略は容易ではなさそうだ。

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