巨人の小林誠司捕手(36)が13日、侍ジャパンとしてWBCに臨んでいるロッキーズ・菅野智之投手(36)にエールを送った。1次ラウンドを全勝突破し、日本時間15日に準々決勝を迎える。

勝利した場合に準決勝での登板が見込まれているが「普通にやればいい。『いいピッチングをしてやろう!』とか思わずに、ありのままの自分でやれれば大丈夫だと思います」と同学年の背中を押した。

 絆はお互いがどこにいても不変だ。昨年メジャー1年目で10勝を挙げ、再び日の丸を背負う菅野に「当たり前だと思う」とキッパリ。8日のオーストラリア戦で4回無失点と好投する右腕の姿もチェック。頼もしく思う一方、「スガコバ」として長年連れ添い、2017年にはともに侍ジャパンの一員として戦った身としては「なんか寂しかった」と本音もこぼれた。

 2月には侍ジャパンの宮崎強化合宿に参加していた菅野が巨人2軍キャンプ地を電撃訪問。「わざわざ来てくれたからね」と再会を喜び「24年が良くてメジャーに行って、『俺はもっといけるんじゃないか?』とか欲が出てもおかしくない。でも、見ている感じ変わらないから。すごいな~っていつも思う」。大舞台でも貪欲に腕を振り続けている姿に力をもらっている。

 自身はこの日、福岡から帰京した。

「頑張れ頑張れ、智之!って感じですよ」と日本からマイアミへエールを送った。離れていても、思いは変わらない。(水上 智恵)

 ◆17年WBCのスガコバ 菅野と小林は計3試合でバッテリーを組み0勝0敗、防御率3.14の成績で4強入りに貢献。準決勝・米国戦では「誠司が引き出してくれた」(菅野)と年俸総額約131億円のスター軍団相手に6回3安打1失点(自責0)と快投。試合は敗れたが米国のリーランド監督から「素晴らしい」と絶賛された。小林は全7戦に先発しチームトップの打率4割5分を記録。大会前は菅野専属の第3捕手の構想だったが、小久保監督から正捕手に指名された。

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