侍ジャパンのホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)は12日(日本時間13日)はWBC準々決勝のベネズエラ戦に向けて米マイアミのローンデポパークで練習。前回23年大会準決勝のメキシコ戦でサヨナラ打、決勝の米国戦でも同点弾をマークしており、勝負強い一打を再現する。

 劇打再び―。村上は決戦の地で、右翼席上段の看板に打球を直撃させるなど、決意を胸にフリー打撃で快音を響かせ続けた。前回23年WBCでは同球場での準決勝・メキシコ戦で9回に逆転サヨナラ2点二塁打、米国との決勝では2回に同点ソロも放った。好相性の地で期待感が高まる中、「素晴らしい球場なので。ここでプレーできることにすごくワクワクしています」と声を弾ませた。

 東京Dでの1次Rは3戦目まで10打数2安打だったが、最終戦の10日・チェコ戦で満塁弾。23年は1次Rで打率1割4分3厘と苦しんだが、今回は目覚めの予感を漂わせて準々決勝を迎える。米国に入ってからは時差ぼけなどで「体調はあまり良くない」というが、「調整していいコンディションで迎えられるように」と心身をきっちりと整える算段だ。

 相手は高い攻撃力を持つベネズエラ。その中で先発予定の左腕R・スアレスらを打ち砕きたい。「すごく強いチームで厳しい試合になると思います。でも、僕たちらしくチーム一丸となって試合をすれば必ず勝利はできると思う。

やるべきことをしっかりやって頑張りたい」と自信と覚悟をにじませた。

 力を結集させて狙う、連覇への道のり。「優勝という一番高い景色をみんなで見に行けるような雰囲気はすごくある。負けたら終わりなので、負けないことが一番。しっかり相手を倒しに行きたいです」。その打棒で、勝利への扉をこじ開ける。(田中 哲)

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