◆オープン戦 ヤクルト0―4オリックス(14日・神宮)

 昨季限りで現役を引退したヤクルト・川端慎吾2軍打撃コーチ(38)の引退試合が行われ、観衆は2万9320人の超満員札止め。スワローズ一筋20年のバットマンは「2番・DH」でスタメン出場し、最後となる背番号「5」の雄姿を披露した。

 8回1死の最後の打席では、オリックス・古田島の147キロ直球をシャープに捉え、強烈なピッチャー返し。一塁送球でアウトになると、ねぎらいの拍手がグラウンドに注がれた。オリックスベンチもまた、拍手でバットマンの奮闘に敬意を表した。打席では4打数無安打だった。

 9回2死からは池山隆寛監督が粋な采配を見せ、ショートの守備に就くと、場内からどよめきが起きた。川端が遊撃の守備に就くのは2013年以来。来田の打球は遊飛となり、川端のグラブに白球が収まった。スワローズ一筋20年の野球人生に幕を下ろした。

 池山監督は「9回表に入った時にフッと思って、ベンチから2死になったら守りに行こうと言って。これだけのお客さんの前で、本来なら守りもつければよかったんだけど、ずいぶん時間も空いてるし」と舞台裏を説明。「秀樹に申し訳なかったんだけど、前もって言っておけばよかったな」と語った。

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