◆明治安田J1百年構想リーグ東▽第6節 東京V1―0浦和(14日・MUFG国立)

 東京VがMUFG国立で浦和に1―0で勝利し、J1の舞台で18年ぶりに国立で勝利を挙げた。

 前半10分頃から前線からの守備で相手をはめ込み、高い位置でボール奪取をしていくと、前半14分にMF森田のクロスをFW染野が左足で合わせて先制点を奪った。

その後も前半は押し込む場面を何度も作って1―0で折り返し。後半は浦和が強力なアタッカー陣を交代で送り込んでゴールに迫ろうとするも、全員が体を張った守備を見せて、今季初の無失点勝利をたぐり寄せた。

 試合後、城福浩監督は「守備からリズムを取り始められた時に点を取れたのは非常に大きかった。後半も相手は非常に強烈な個を持った選手が交代して入ってきたけどれも、そこを耐えながらチャンスを作った。課題とすれば2点目を決めればゲームは決まったかなと思います。そこを決めきれないところがまだ我々の課題ではあります。ただ、途中から入った選手も含めて、空中のボールを体から、頭から、全部襲いかかるような形でボールに食らいついていっていたので、非常にいいバトンの受け渡しができたと思いますし、彼らの気迫が失点ゼロに抑えられた要因かなと思います」とたたえた。

 4万3725人が詰めかけた一戦で、歴史的な1勝にもなった。J1復帰初年度の24年から2年連続で開幕戦を国立で迎えたが、24年は横浜FMに1―2で逆転負けを喫し、25年は清水に0―1で敗戦していたため、東京VがJ1の舞台で国立で勝利を挙げるのは、2008年8月23日のFC東京戦(2〇1)以来で改修後では初勝利となった。試合前に指揮官は「サッカー選手の憧れの地で、こういう戦いが多くのサポートの中でできるというのは本当に選手にとっては幸せなことなので、1分1秒大事にしようというふうに選手に言って送り出しました」と背中を押したことを明かした。

 その上で大きな勝利をつかみ「味スタであっても、国立であっても、我々が今示そうとしているものを惜しみなくキックオフから出すということは変わりないんですけども、自分の子供の頃からというか、サッカーのメッカであったこの地でヴェルディの一員として勝てたということは、僕個人にとっては非常にうれしいこと。新国立になってというか、僕自身が国立でJリーグで初めて勝ったと記憶しています。

ここでやれる(勝利の)ラインダンスも最高だなと思いました」とうなずいた。

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