◆明治安田J1百年構想リーグ東▽第6節 東京V1―0浦和(14日・MUFG国立)

 浦和は今季初の無得点で東京Vに0―1と敗れて3敗目を喫し、順位も2位から5位に後退した。前半14分に東京VのFW染野にゴールを許し、今季初めて先制点を奪われる展開に。

後半開始からFWオナイウ阿道を投入し、以降は元日本代表MF中島、FWキーセテリンら攻撃的なカードを投入したが、最後までゴールをこじ開けることはできなかった。

 【修正点1】立ち上がりは流れをつかんだが、自陣でのボールロストから失点に。すぐに選手たちで集まり「慌てることはない」と確認し合った。それでもMF安居は「今年はどの試合も先制してきたので、(この試合では)先に失点してしまい、少し落ちた部分を感じていた」と明かしたように、流れを奪い返すまでに時間を擁した。失点につながった左サイドでの組み立ては、MFサビオという局面を打開できる特別な選手がいるが、どこまでリスクを許容するのかはチームとして整理が必要となる。

 【修正点2】今季6試合目で、初めて3バックの相手と対戦。スコルジャ監督は「このシステムに対するハイプレスの掛け方は、今日の試合だけでも2種類使いました」と明かしたが、ここまで武器としてきたハイプレスからのショートカウンターを発動できるシーンは少なかった。DF宮本は「自分たちもフォーメーションのずれは、多少なりとも感じていましたけど、それも準備してきていたこと。相手の方がクオリティーが高かったり、わき出てくるスピードが速かった。ヴェルディさんはすごくいいチームだな、と感じました」と明かした。次節以降も柏、町田と3バックとの対戦が続くため、短期間での確認作業が必要となる。

 【修正点3】後半開始からFWオナイウ阿道を投入し、肥田野との2トップに。

オナイウの高さやキープ力で、前線に起点をつくるシーンは増えた。その後、肥田野に代えてMF中島をトップ下に投入し、後半32分にはFWキーセテリンを投入して再び2トップに。オナイウとキーセテリン、高さのある二人を最前線に並べ、シンプルにクロスを上げるシーンもあったが、守備局面では最終ラインに5枚が並ぶ東京Vの堅守を崩せず。安居は「どう5枚を崩すか、そこがチームとしてバラバラ、というか、定まっていなかった。自分のラインからミドルシュートを打つ、とか、相手をもっと動かすことをしないと(マークが)ずれなかったのかな、と思います」と述べた。スコルジャ監督も「ゾーン3(相手ゴール前)でうまく連係を取ることができませんでした。判断の間違い、という時もあったし、個人でいってしまう、という場面もありました」と語り、追う局面で相手ゴールをこじ開ける連係の不足を課題に挙げた。

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