◆第40回フラワーC・G3(3月21日、中山競馬場・芝1800メートル)

 第40回フラワーC・G3(21日、中山)ではイクイノックスの全妹のイクシードが、5か月半ぶりの復帰戦を迎える。

 偉大な背中を追う。

イクシードが昨年10月の新馬勝ち以来、5か月半ぶりで初の重賞の舞台に立つ。全兄は23年のジャパンCでG1・6連勝のままターフを去り、世界ナンバーワンの称号を得たイクイノックス。圧倒的なパフォーマンスで世界中に衝撃を与え続けた兄を手がけた美浦・木村厩舎に所属し、太田助手は「どうしても血統から注目はされますが、馬自身は良くなる余地が多分にある状態。まずは今できないところをやれるように」と分析している。

 昨秋の新馬戦ではメンバー最速となる3ハロン33秒4の末脚を披露し、1馬身半差の快勝。大外からさっそうと抜き去る姿は大物感にあふれていた。兄の主戦も務めたルメールは「手前を3、4回も替えていたが、ゴールしてからも疲れていなかった」と大器の片りんを感じ取っていた。

 放牧を挟んで先月14日に美浦トレセンに帰厩。坂路とWコースを併用し、丹念に乗り込みを重ねてきた。「新馬(の頃)より多少の改善は見られるが、粗削りなところをマイルドにしていきたい。現状の彼女のパフォーマンスでどれだけやれるか」と太田助手。馬名の由来は「超える。

偉大な兄を超えるような活躍を願って」。その名にふさわしい走りを見せる。

編集部おすすめ