J2藤枝は21日のアウェー福島戦に向け、17日に焼津市内で調整した。今季就任した元日本代表の槙野智章監督(38)は、4連勝が懸かる次節に向けて意気込みを語った。

 前節(14日)、EAST―Bグループで5位だった藤枝は2位だった大宮に2―1で勝利。連勝を3に伸ばし、チームは勢いに乗っている。槙野監督は戦術面について、「前後半で戦い方を変えるだけでなく、何分までにこれをやろうと細かく伝えている」と説明。掲げる超攻撃的サッカーは「Mirageo(ミラージオ)」。幻影(Mirage)、新時代(Neo)、進む(Go)を組み合わせた造語で、相手に攻撃を読ませない多彩な仕掛けがチームに浸透している。

 次節の相手は、カズこと三浦知良(59)が加入し注目を集めるJ3福島だ。ここまで6試合で1勝5敗と苦戦しているが、指揮官は警戒を強める。「一番難しい相手。同カテゴリーで上位のチームだと『やらなきゃいけない』とモチベーションが上がる。一方でJ3だったり、アウェーだったり、相手があまり勝てていない状況だと、モチベーションや強度が落ちがちになる」と話す。

 特別大会期間中にチームへ“勝者のメンタリティー”を植え付け、新シーズンではクラブ最高位となる昇格プレーオフ圏内(6位以内)を目標に掲げる。「強いチームは上位から勝ち点を取るだけでなく、下位から取りこぼさない。

連勝しているかどうかは関係ない。この試合はものすごく難しい。気を引き締めないといけない」と語り、足元を見据えた。(伊藤 明日香)

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