◆WBC 決勝 米国―ベネズエラ(17日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 ベネズエラが初優勝を果たした第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の全日程が終了し、大会の表彰選手が発表され、侍ジャパンドジャース大谷翔平投手が2大会連続となる指名打者でのベストナインに選出された。

 大谷は23年の前回大会は二刀流で世界一に貢献したが、今大会は打者に専念。

4試合に出場して13打数6安打の打率4割6分2厘、3本塁打、7打点、OPS1・842の成績を残した。6日の1次ラウンド初戦・台湾戦(東京ドーム)で先制の満塁弾を放つと、7日の韓国戦でも1点を追う3回1死走者なしの2打席目に同点ソロを放って逆転勝ちを演出。さらに準々決勝のベネズエラ戦では、1回表に山本(ドジャース)がアクーニャ(ブレーブス)に先頭弾を浴びたが、先頭弾でお返しする“離れ業”をやってのけた。

 決勝は17年大会以来2度目の優勝を狙う米国と、初進出で初優勝を期すベネズエラが激突。ベネズエラが両軍無得点の3回にガルシアの中犠飛で先制すると、5回には先頭アブレイユがソロで2点を先取するなど、優位に試合を進めた。8回に同点とされたが、9回に勝ち越して押し切った。

 今大会で侍ジャパンは史上初めて準々決勝で敗退。前回大会のベストナインは、日本からは大谷が投手とDHの2部門で受賞し、吉田が外野手部門で受賞していた。

ベストナインは以下の通り。

 ▽一塁 アラエス(ベネズエラ)=打率3割8厘、2本塁打、10打点

 ▽二塁 チュラング(米国)=打率3割6分4厘、5打点

 ▽三塁 ※ガルシア(ベネズエラ)=打率3割8分5厘、1本塁打、7打点

 ▽遊撃 トーバー(ベネズエラ)=打率4割7分1厘、8安打、2盗塁

 ▽捕手 ウェルズ(ドミニカ共和国)=打率2割6分7厘、2本塁打、5打点

 ▽外野

 アンソニー(米国)=打率2割8分、2本塁打、7打点

 タティス(ドミニカ共和国)=打率4割、2本塁打、11打点

 ノリ(イタリア)=打率4割、2本塁打、6打点

 ▽指名打者 大谷翔平(日本)=打率4割6分2厘、3本塁打、7打点

 ▽先発

 スキーンズ(米国)=2勝0敗、防御率1・08、8回1/3、7安打、1四球、9三振

 ウェブ(米国)=2勝0敗、防御率1・04、8回2/3、5安打、1四球、11三振

 ノラ(イタリア)=1勝0敗、防御率1・00、9回、8安打、2四球、8三振

 ※はMVP

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