◆米大リーグオープン戦 ドジャース―ジャイアンツ(18日、米アリゾナ州グレンデール=キャメルバックランチ)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が18日(日本時間19日)、オープン戦の本拠地・ジャイアンツ戦に先発し、4回1/3を1安打無失点4奪三振と好投した。61球を投げ、最速99・9マイル(約160・8キロ)だった。

 侍ジャパンの一員としてWBCに出場していた大谷はドジャース復帰後初のオープン戦出場。この日は投手のみの“一刀流”で臨んだ。初回は先頭のWBC韓国代表の李政厚(イ・ジョンフ)を中飛に打ち取るなど5球で3者凡退。2回は先頭のラモスに左越え二塁打を許したが、続くアダメズを98・9マイル(約159・2キロ)で空振り三振に仕留めるなど危なげなく後続を封じた。3回は四死球で1死一、二塁のピンチを招いたが、ベイリーをカーブで見逃し三振、チャプマンを遊ゴロに料理した。

 大谷がオープン戦に登板するのはエンゼルス時代の23年2月28日(同3月1日)のアスレチックス戦以来、3年ぶりだった。WBCではレギュラーシーズンを見据えて打者専念。投手としての登板はなかった。それでも、今月12日(同13日)には侍ジャパンの練習前にライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板するなどして調整していた。

 打者としてはここまで上々の仕上がりを見せている大谷。WBCでは4試合で13打数6安打の打率4割6分2厘、3本塁打、7打点と圧巻の成績を残して「DH部門」で大会ベストナインにも選出された。オープン戦では20日(同21日)のパドレス戦から再び打席に立つ見込み。

投手としてはオープン戦最終カードととなる22~24日(同23~25日)のエンゼルス3連戦で先発予定だ。昨季は23年9月の右肘手術から投手としても復帰したが、今季は開幕から二刀流としてフル回転が期待される。

 中6日で先発ローテを回る考えについて、大谷は「自分としてはそういうつもりでもちろんいきますし、(登板間隔が)延びる分にはそこまで難しいことではないので。幸いにも投手はそろってますし、一番の目標はポストシーズンに全員が健康な状態で行くことだと思うので。マネジメントの部分に関しては、特に僕からこうしたいということはなく、僕としては(中)5、6(日)で行くつもりで、延びる分には対応できればいいんじゃないかなと思います」。サイ・ヤング賞に関する質問には「イニングを重ねれば、それだけ多くの機会があれば、そういった賞に近づくことはもちろんその通りだと思いますけど、初めからそのためにプレーするということはないですし、無理に(登板間隔を)縮めて投げる、そのために投げるっていうことはもちろんないので。さっき言った通り、全員がポストシーズンにまずは健康な状態で行くのが優先だと思うので。例えば投手の数が減ってきたとか、誰かがけがで抜けたとか、そういうことで増えていくことはもちろんあると思いますし、そこは臨機応変に対応できればいいんじゃないかなと思います」と話した。

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