日本プロ野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が19日、都内で行われ、今年のクライマックスシリーズ(CS)の開催方式について優勝チームのアドバンテージを従来の1勝から条件付きで2勝に拡大すると発表した。

 現在は6戦4勝制で、リーグ優勝したチームに1勝のアドバンテージが与えられている。

だが、勝率が5割未満のチームや首位に10ゲーム差以上離されたチームが最終ステージに進出した場合、1位球団のアドバンテージを2勝に増やし、さらに方式が4戦先勝から最大7試合の5戦先勝に変更される。NPBの中村勝彦事務局長は「リーグ優勝の重みというのはこれによって尊重されるのかなと思っていますし、日本一の権威を毀損(きそん)しないことにつながるのではないかということで、こういったルールにしております」と説明した。

 セ・リーグでは昨季阪神が2位に13差をつけて優勝したが、アドバンテージは1勝のみ。選手の中にも「不公平感」を訴える意見が多く出ており、議論が深まった。1月19日の12球団による実行委員会で変更を決定し、同20日には12球団監督会議でNPBから説明が行われていた。選手会にも同21日に案を提示し、理解を求めていた。選手へも周知する時間を設けていたため、この日の発表となった。

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