日本サッカー協会は19日、国際親善試合、英国遠征(現地時間28日スコットランド戦、同31日イングランド戦)に臨む日本代表メンバーを発表した。

 W杯メンバー発表前最後の活動となる今回は、第2次森保ジャパンでは最多の28人が招集された(これまでの最多は27人)。

ベンチ入りメンバーは26人になる見通しながら、なぜプラス2人を招集したのか。会見で森保一監督は「まだまだ多くの選手を招集させてもらって、その中で本来ならばチームの強化をしていきたいが、ベンチ入り出来る選手とプラス、バックアップという意味で28人が適正かなと。もっと他にも呼びたい選手、見たい選手はいたが、プラス2人はこれまでもバックアップということで、けが人が出たりへの対応と、今回が初招集の選手もW杯直前とはいえ招集している。チームの強化、積み上げをしていく。11月から活動が長く空いた中で、もう1回基本的コンセプトを確認しながら、積み上げをしていくなかでより多くの選手にチーム戦術の共有をしていくということで、多くの選手を招集した」と、昨年11月以来の活動ということもあり、28人の招集に至ったと説明した。

 また、ケガから復帰ばかりの伊藤洋、冨安も今回のメンバーに入っているが、自チームではまだ90分フル出場していない。そのため「彼らのポテンシャルを考えれば、コンディションが良ければ日本代表に選ばれて、W杯の舞台で戦うことは当然あっていいこと。今のコンディションからさらに本大会へ向けて上がることを想定して、かつ招集がずいぶん間が空いているので、もう1回チームコンセプトをこの3月の活動で確認するのと、本人たちのコンディションがどうかも確認する活動にできれば」と言及。絶対的な守備の2選手が復帰したことも、28人の招集に至った理由の一つにはある。

 また、塩貝を初招集した理由について指揮官が「代表のコンセプトをより多くの選手に知ってもらって、我々も選手を把握した中で、最後、最強のチームを作っていくという選び方として、日本代表の選択肢の1人として(塩貝を)呼ばせてもらって、彼の力量、特長を実際チーム活動の中で我々が確認する。全てW杯につながると思っています」と話したように、前回が初招集だった後藤や、招集歴の浅い佐藤らも含めてチーム戦術の共有を図り、底上げにつなげたい意図も見える。全てはW杯で優勝するため。

メンバー発表前最後の活動を最大限に生かす。

 以下が招集メンバー。

 【招集メンバー】▼GK早川友基(鹿島)、大迫敬介(広島)、鈴木彩艶(パルマ)▼DF谷口彰悟(シントトロイデン)、渡辺剛(フェイエノールト)、冨安健洋(アヤックス)、安藤智哉(サンクトパウリ)、伊藤洋輝(バイエルン)、瀬古歩夢(ルアーブル)、菅原由勢(ブレーメン)、鈴木淳之介(コペンハーゲン)▼MF/FW伊東純也(ゲンク)、鎌田大地(クリスタルパレス)、三笘薫(ブライトン)、小川航基(NEC)、前田大然(セルティック)、堂安律(フランクフルト)、上田綺世(フェイエノールト)、田中碧(リーズ)、町野修斗(ボルシアMG)、中村敬斗(Sランス)、佐野海舟(マインツ)、鈴木唯人(フライブルク)、藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)、佐野航大(NEC)、塩貝健人(ウォルフスブルク)、後藤啓介(シントトロイデン)、佐藤龍之介(FC東京)

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