◆米大リーグオープン戦 ロッキーズ―ジャイアンツ(19日・米アリゾナ州スコッツデール=ソルトリバーフィールド)

 ロッキーズ・菅野智之投手(36)が19日(日本時間20日)、本拠地・ジャイアンツ戦で先発し、今季はオープン戦初登板となった。予定通りの3回を34球でまとめ、4安打1失点の好投を見せて降板した。

最速は93・8マイル(約151・0キロ)だった。ストライクは26球で、ストライク率が76・5%と安定感を見せた。

 菅野は「細かいところは改善の余地はあるけれど、まずまずだったと思う。体としては(もっと)投げる準備はできている。まずまずの(新天地で)スタートが切れたんじゃないですかね」とうなずいた。

 試合開始時の気温は38度。WBC米国代表右腕・ウェブとの投げ合いとなった。初回は1死から二塁打を浴びたが、2死二塁で空振り三振を奪うなど無失点発進。2回は先頭に左前安打を浴びると、続く打者の当たりを遊撃手がエラーで無死一、三塁のピンチを迎えて中前適時打を許したが、その後は無死一、二塁から三ゴロ、遊ゴロ併殺打に抑えて追加点は許さなかった。

 ウェブは2回途中で43球を投げ、6安打5失点で降板。5―1と4点をリードした3回は、先頭打者に右安を浴びたが、右飛と三ゴロ併殺打に打ち取った。

 2月のキャンプイン後にロッキーズ入りが決まったメジャー2年目の菅野。

新天地加入後はビザの問題などもあってオープン戦で登板せずに帰国し、侍ジャパンの宮崎合宿に合流した。3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前に唯一登板した対外試合は、2日の強化試合・オリックス戦(京セラドーム)で、リリーフ登板で2回無安打無失点に抑えた。

 WBCでは、8日の1次ラウンド3戦目だったオーストラリア戦(東京ドーム)で先発。4回4安打無失点の好投を見せてチームに勝利を呼び込んだ。その後、準決勝・イタリア戦(米マイアミ)で先発が見込まれていたが、準々決勝・ベネズエラ戦で敗れたため、WBCでは1試合の登板のみだった。

 ロッキーズでのオープン戦登板はこの日が初めて。チームは3年連続100敗以上を喫し、4年連続最下位と苦しんでいる。27日の敵地・マーリンズ戦で先発する開幕投手はすでに32歳左腕で18年には17勝を挙げた経験もあるフリーランドと発表されている。

 菅野はメジャー1年目だった昨季、オリオールズで1年間先発ローテを守り抜き、30登板で10勝10敗、防御率4・64をマークした。

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