◆センバツ第2日 ▽1回戦 横浜0―2神村学園(20日・甲子園

 昨年のセンバツを制した横浜(神奈川)が神村学園(鹿児島)に敗れ、初戦で姿を消した。メジャーも注目する最速154キロ右腕の織田翔希投手が先発したが、3回に3安打を許して2失点。

23、24年夏の甲子園4強の神村学園に主導権を握られ、打線も相手先発右腕の龍頭汰樹を打ちあぐねた。

 9回2死満塁と一打同点、逆転サヨナラのチャンスを作ったが、あと1本が出ず。6安打完封負けを喫した。センバツでの横浜の完封負けは1952年の高知戦以来、52年ぶりとなった。

 織田は昨年、エースナンバーは奥村(現ロッテ)に譲ったが、センバツ5試合に先発して優勝の原動力となった。背番号1を背負って連覇を目指す今大会に向け、「自分が投げた試合は必ず勝つという気持ち」と意気込んでいたが、1回戦で悔しい敗退に。試合後、「とにかく初戦は難しいことはわかっていた。まったく自分の役割を果たせずに降板してしまいました」と唇をかんだ。

 前日19日の第1日には、開幕戦で昨夏の甲子園を制した沖縄尚学が帝京に敗れ、初戦敗退。今大会は前年の春夏優勝校が2日連続で1回戦で姿を消すという波乱のスタートに。センバツに春連覇、夏春連覇挑戦校が2校揃って出場したのは23度目で、その2校がともに初戦で姿を消したのは、1929年(春連覇挑戦・関学中、夏春連覇挑戦・松本商)、1948年(春連覇挑戦・徳島商、夏春連覇挑戦・小倉中)に次ぎ、78年ぶり3度目となった。

 ◆織田 翔希(おだ・しょうき)2008年6月3日、北九州市生まれ。

17歳。足立小1年で野球を始め、3年から投手。足立中では軟式野球部。高校では1年春の県大会からベンチ入り。同秋の関東大会準々決勝の東農大二戦で、公式戦初完投初完封。明治神宮大会でも準々決勝で明徳義塾を2安打完封。昨春センバツでは奥村頼人(現ロッテ)との二枚看板で優勝に貢献した。185センチ、80キロ。右投右打。

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