◆センバツ第3日 ▽1回戦 高知農─ 日本文理(21日・甲子園

 21世紀枠で選出され、春夏通じて初の甲子園出場を果たした高知農は、後攻で1回1死、左打者の2番・西岡和真左翼手(3年)が、日本文理(新潟)の先発右腕・染谷崇史(3年)から左中間へ二塁打。記念すべき同校の甲子園初安打を放った。

だが、後続が凡退して、先制はできなかった。

 高知農は昨秋の高知県大会で8強入り。延長10回タイブレークとなった2回戦の土佐塾戦では1ー0で勝利し、準々決勝で明徳義塾に延長10回タイブレークの末に2ー3でサヨナラ負けしたが、粘り強い戦いぶりが評価された。昨秋の公式戦は2勝1敗。公式戦3試合での21世紀枠選出は、14年の海南(和歌山)と18年の膳所(ぜぜ、滋賀)、22年の只見(福島)の4試合より少なく、公式戦2勝は海南と並んで最少となった。

 1947年に野球部を創部したが、ほどなくして廃部。99年に約半世紀ぶりに復活して現在に至る。2021年秋、22年春秋、23年春は部員不足のため、連合チームとして出場。新チーム発足時の選手は18人。部員が地域で野球教室などを行って普及に務め、野球人口の減少に歯止めをかける活動を行ってきた。また施設面に恵まれていないことや、自然災害などの困難な環境のなか、指導者、部員が一体となって創意工夫していることも評価された。

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