◆センバツ第3日 ▽1回戦 専大松戸4―0北照(21日・甲子園

 13年ぶり出場で初戦敗退に終わった北照・上林弘樹監督(46)の長男で、小樽潮陵のエース右腕・遼真(3年)が一塁側アルプススタンドから声援を送った。

 父の母校でもある北照が甲子園に出場する度に、現地に足を運んできた。

しかし、今年は自身の高校野球ラストシーズン。雪解けが進み、まもなく練習試合が始まる前の貴重な期間だが、「親が甲子園に出て、行けるときは来ていたので今回も。練習は休ませてもらいました」。この日は、小樽潮陵のチアリーディング部も応援団の一員として参加。「小樽が一丸となっている気がする。今大会が終わるまでは北照を応援します」と、13年ぶりの勝利を願いながら憧れでもあったユニホームに袖を通してメガホンを叩いた。

 同じ小樽地区に所属する両校は、23年秋から7季連続地区予選で対戦中。全て北照が勝利している。上林が高校入学後も全6大会で父が率いる宿敵に敗れており、残りの高校野球生活で対戦の可能性があるのは春、夏の2大会のみ。「北照を倒せるように頑張りたい」。“昨日の友は今日の敵”。小樽潮陵のエースとしてリベンジを誓い、聖地を後にした。

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