マリナーズの主力2人が無事に“和解”に至ったようだ。マ軍のR・アロザレーナ外野手(31)が球団を通じて声明文を発表したと21日(日本時間22日)、現地メディア「シアトル・タイムズ」が伝えた。

アロザレーナが出した声明文は「開幕まであと数日という中で、これが雑音になることは望んでいない。カル(ローリー捕手)とは話をして、試合後に自分が言ったことについて謝罪した。WBCでの出来事が、僕たちが兄弟でありチームメートであるという事実を損なうことはない。彼は家族のような存在だし、2人ともマリナーズをワールドシリーズ制覇に導くことに集中している」という内容だった。

 2人を巡っては、9日(同10日)に行われたWBC1次ラウンドでB組の米国とメキシコの一戦で、メキシコ代表のアロザレーナが初回の打席に入る際に、同僚の米国捕手ローリーに握手を求めたが、ローリーは米国代表内で共有されていた方針に基づいてこれを拒否。これによって、険悪なムードに発展していた。

 同メディアによれば、試合後にもエスカレートし、アロザレーナは現地のスペイン語メディアに対し、数日前にローリーの両親に会ったことを明かし、「彼が感謝すべき唯一のことは、あれほど素晴らしい両親を持っていることだ」と指摘。その上で、ローリーに対して「消えろ」「地獄に落ちろ」などと付け加えた。だが、ローリー本人はその後、現地メディアに対して「考えれば考えるほど、こんなことが問題になっているのが嫌なんだ。これは大した問題でも、大きな話題でもない。僕はランディのことが大好きなんだ」と、気にしていないことを強調していたという。

 これまで全30球団の中で唯一、WSに出場したことがないマリナーズ。

昨季は24年ぶりにア・リーグ優勝決定シリーズに進み、ブルージェイズと第7戦までもつれ込んだが、最終戦で逆転負けを喫して球団史上初のWS進出を逃していた。今季は3月26日(同27日)の本拠地ガーディアンズ戦で開幕戦を迎える。

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