◆第63回愛知杯・G3(3月22日、中京競馬場・芝1400メートル、良)

 昨年から実施時期が変わり、距離も2000メートルから短縮された牝馬限定重賞はフルゲート18頭立てで争われ、12番人気のアイサンサン(4歳、栗東・橋田宜長厩舎、父キズナ)が、前走の3勝クラス(2月22日の戎橋S)から連勝で重賞初制覇を飾った。大外18番枠から果敢に先頭へ。

直線に入っても粘りに粘り、2着馬の追撃を頭差かわしたところがゴールだった。

 管理する橋田調教師は3月4日の開業から19日での重賞制覇で、1975年のクイーンS(アンセルモ)を諏訪富三元調教師が開業5日で制したのに次ぐ史上2位のスピード記録となった。勝ち時計は、1分19秒6。

 2着は5番人気のソルトクィーン(富田暁騎手)、3着は13番人気のセフィロ(吉田隼人騎手)だった。

 幸英明騎手(アイサンサン=1着)「(勝ったか)ちょっと分からなかったです。2着馬が前に出ていましたが、よく差し返してくれました。外の馬の方が勢いがよかったので、あとはどこまで粘れるかと思ったが、よく盛り返して、頑張ってくれました。(逃げたが)2、3番手でもいいかなと思っていたけど、スタートが速かったし、内から主張してくる馬がいなかったですから、スムーズにハナへ行けました。(橋田調教師の重賞初制覇)本当によかったです。(50歳でJRA重賞50勝目)節目というのは考えていませんでした。ケガが続いて、心が折れていたけど、勝たせていただいて、また頑張ろうという気持ちになりました」

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