馬トクの東西トレセン担当記者が、馬券的中のヒントをリレー形式で紹介する新企画「G1トク捜リレー」がスタート。春の短距離王決定戦、第56回高松宮記念・G1(29日、中京)でオープニングを飾るのは、デビュー21日連続万馬券を的中した松ケ下純平記者。

パンジャタワーなどG1馬がそろうなか、ルーキーは同じタワーオブロンドン産駒&“最強世代”4歳馬のレイピアに注目した。

 1月4日の紙面予想デビューから3月7日まで21日連続万馬券を的中。ハイパールーキーというありがたい?称号をもらったが、ストップして「マイナールーキー」に…。春G1初参戦となる高松宮記念では穴馬をしっかりと見抜きたい。

 記者が注目したいのはレイピア。G1馬4頭を含む、重賞勝ち馬14頭の豪華メンバーの一戦。25年NHKマイルC勝ち馬のパンジャタワーが有力馬の一頭だが、同じタワーオブロンドン産駒、同じ4歳馬が気になっている。

 2歳時は制御が出来ないほど気性が強かったが、ハミやメンコなどに工夫を凝らし、前進気勢を生かして調教。新馬戦2着後から担当する篠原助手は「とにかくこの馬の邪魔にならないように調整しています」とリズムを大切に育ててきた。

 重賞タイトルこそないが、通算17戦はパンジャタワーを9戦上回る豊富なキャリア。0秒8差の11着と大敗した昨夏のキーンランドC以外は、すべて掲示板内と安定感も光る。同レースは初の滞在競馬で、同助手も「大事にやりすぎたかな」と敗因に挙げる。

以降はスイッチを入れる調整にシフト。坂路では3ハロン36秒台を毎回たたき出し、カイバもよく食べて、デビュー時から約30キロパワーアップ。心身ともに成長している。

 明け4歳初戦のシルクロードSは、17番枠からスローペースで差し込み2着。続くオーシャンSは2番枠からハイペースで追い込み2着と、昨年11月の逃げ切り勝ちを含めた自在性も魅力だ。「本当になんとかタイトルを取らせたい。それだけのものは持っているし、しっかり送り出したいです」と、篠原助手の熱量も高かった。いきなりのビッグタイトル獲得なるか、追い切りや本番までチェックを続けていきたい。(松ケ下 純平)

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