フィギュアスケート ▽世界選手権 第1日(25日、チェコ・プラハ=O2アリーナ)

 フィギュアスケートの世界選手権が開幕。女子ショートプログラム(SP)が行われ、ミラノ・コルティナ五輪銅メダルで初出場の17歳、中井亜美(TOKIOインカラミ)が69・10点だった。

 笑顔でリンクインした中井は、冒頭のトリプルアクセルがダブルアクセルとなり、着氷も乱れるミス。それでも3回転ルッツ―トウループの連続ジャンプは着氷、最後の3回転ループも降りて演技をまとめた。演技後は右拳を握って振り下ろし、やや悔しそうな表情も。ただ得点を確認後はうなずいて、笑顔でファンの声援に応えた。

 シニアデビューとなった今季、昨年12月のGPファイナルで2位など躍進すると、初めて臨んだ五輪で3回転半を降りてSP首位発進。フリーで表彰台を死守し、銅メダルを獲得した。フィギュアスケート、そしてトリプルアクセルに憧れるきっかけとなった浅田真央さんの19歳(2010年バンクーバー五輪)を上回り、17歳での史上最年少メダル。「シーズン初めは五輪に出場できるかわからないところから始まり、今こうしてメダルがかけられていることをうれしく思います」と、喜びを語っていた。

 日本フィギュアはミラノの地で、団体の銀メダルから始まり、男女シングルではともにダブル表彰台。ペアでは「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が初の金メダルを日本にもたらし、日本を熱狂させた。五輪閉幕から1か月、再び世界の舞台で日本勢が舞う。

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