◆センバツ第8日 ▽2回戦 大阪桐蔭6―5三重=延長10回タイブレーク=(26日・甲子園

 三重は接戦に敗れ、8年ぶりの春8強入りはならなかった。

 四球や相手のバッテリーエラーを生かして得点を重ね、4回終了時点で4―5の1点ビハインド。

その後は救援陣が踏ん張り、8回に大西新史(あらし)主将(3年)の中犠飛で同点とした。だが、延長10回に相手の犠飛で勝ち越しを許すと、裏の攻撃で得点できずゲームセットとなった。

 沖田展男監督は「誰もが大阪桐蔭さんが勝つと思っているなか、選手は本当によく頑張ってくれた」とナインをねぎらい、「大阪桐蔭さんは、ここ一番の守備がすごかった」と相手をたたえた。

 今大会の組み合わせが決まった直後に大阪桐蔭との対戦を意識したという大西は「(昨秋の)東海大会の決勝で中京大中京に負けた時より悔しい」と厳しい表情。「(8回の同点犠飛は)外野の間を抜いて逆転、という打球を思い描いていたが…」と唇をかんだ。

 8回から4番手として登板した背番号10の古川稟久(りく、3年)は、初球にいきなり自己最速の149キロをマーク。延長10回に犠飛で決勝点を与えることになったが、3回5奪三振と力投した。「真っすぐとスライダーは、全国レベルが相手でもやれる手応えは感じた。これからはカウントを取れるチェンジアップなどを磨いていきたい」と夏を見据えた。

 三重の甲子園での大阪桐蔭戦は2014年夏決勝(3●4)、18年春準決勝(2●3=延長12回サヨナラ)に続き、3度目の対戦も1点差負けとなった。

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