例年5月に行われている陸上の関東学生対校選手権(通称・関東インカレ)の男子ハーフマラソン(21・0975キロ)は2026年度から、4月5日開催の焼津みなとマラソン(静岡・焼津市焼津漁港新港発着)と併催される。また、昨年までは1部と2部はスタート時間が異なり、別のレースとして行われいたが、今年から同時スタートとなる。

順位は1部、2部でそれぞれ分かれるが、実質、同じレースで真剣勝負する。主催の関東学生陸上競技連盟(関東学連)は24日に各校(3人以内)の出場選手を発表した。

 1部で4連覇を狙う山梨学院大のブライアン・キピエゴ(新4年)が優勝候補の筆頭。そのキピエゴに、今年1月の第102回箱根駅伝9区で2位と好走した早大の小平敦之(新4年)、同8区4位の中大・佐藤大介(新3年)、同7区2位の順大・玉目陸(新3年)らが挑む。

 関東インカレの男子の1部と2部は短距離、フィールド種目を含めた総合力で決まるため、今年1月の第102回箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を飾った青学大、同2位の国学院大、同6位の駒大など駅伝をメインに強化している大学は2部に属する。そのため、長距離種目においては1部と2部は実力差はない。

 青学大は鳥井健太(新4年)、福冨翔(新3年)、榲山一颯(すぎやま・いぶき、新2年)と箱根駅伝Vメンバー以外の好調な3人が臨む。

 国学院大は箱根駅伝9区3位の野田顕臣(新2年)をはじめ、箱根駅伝出場メンバーから外れた吉田蔵之介(新4年)、岡村享一(新3年)が出場する。

 序盤からハイペースで飛ばすことが濃厚なキピエゴに、積極的な走りを持ち味とする青学大の榲山、国学院大の野田らが食らいつくか。新年度早々から熱いレースが期待される。

 ハーフマラソン以外の競技は、5月21~24日に栃木・カンセキスタジアムとちぎで開催される。

 関東学連の原晋・箱根駅伝対策委員長(59)=青学大監督=は「5月の関東インカレでハーフマラソンを走ることは選手の負担が大きい。

暑熱対策として加盟各校から開催時期の変更の要望がありました。4月上旬に開催されることでロードシーズンとトラックシーズンの期分けができます。箱根駅伝常連校のトップ選手が真剣勝負します。盛り上がることは間違いありません」と期待を込めて話している。

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