◆米大リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(26日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)は、山本由伸投手(27)が先発したシーズン開幕戦の本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、8回1死一塁で迎えた5打席目は中飛だった。

 ダイヤモンドバックスの先発は、ザック・ゲーレン投手(30)。

4年連続で2ケタ勝利を挙げているダイヤモンドバックスのエースで、大谷は試合前の時点でこれまで12打数3安打の打率2割5分で本塁打、打点なしに抑え込まれていた。初回先頭の1打席目はカウント2―2から甘く入ったナックルカーブを捉えると打球速度111・1マイル(約178・8キロ)の鋭い当たりで初打席初安打をマークした。シーズンの初打席で安打を放つのは20年以来6年ぶりだった。両軍無得点の3回1死走者なしの2打席目は左飛。飛距離356フィート(約109メートル)の当たりだったが、やや詰まらされた。

 4回表には山本がペルドモに2ランを浴びて先取点を献上したが5回、大谷が打席に立つ前にパヘスが3ランを放ち逆転していた。山本が5回まで2失点と粘投。逆転弾が出たことで勝利投手の権利も生まれた。パヘスが逆転弾を放った後もロハスが中前安打を放つと、大谷はフルカウントから内角低めのスライダーを見極めて四球。ゲーレンをマウンドから降ろした。山本は6回2失点で勝利投手の権利を持って降板した。2点をリードした7回先頭の4打席目は右腕付近に死球。

ヒヤリとして場内からは大ブーイングが巻き起こったが、タッカーの右中間への適時二塁打で一気に生還した。その後スミスの2ランなどで8―2とリードを一気に6点に広げた。8回1死一塁の5打席目は右腕のホフマンを相手に中飛だった。

 試合前にはキャッチボールをして調整。練習前のクラブハウスでは報道陣に「ムネ打ちました?」と侍ジャパンでともに戦ったホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)の結果を確認。その時点では本塁打を放っていなかったが、気になって仕方ないようだった。さらにナインには腕時計をプレゼント。「Happy opening day! Let’s three-peat! Shohei Ohtani」(開幕おめでとう!3連覇しよう! 大谷翔平)とメッセージが添えられていたという。

 WBCでは、4試合に出場して3本塁打を放つなど、13打数6安打の打率4割6分2厘、7打点、OPS1・842の成績を残して指名打者部門で大会ベストナインにも選出された大谷。オープン戦では本塁打こそ出なかったが、6試合で13打数4安打の打率3割8厘、3打点と22~24日(同23~25日)のエンゼルス3連戦では3戦連続安打を放ち、調子は上々だ。

 投手としてもチームの5試合目となる31日(同4月1日)の本拠地・ガーディアンズ戦で先発予定。開幕から二刀流でフル回転するのは、23年以来3年ぶりだ。

まずは打者としてスタートを切った。

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