富士通陸上競技部は27日、神奈川・川崎市の富士通株式会社で2026年度新加入選手の合同取材会を開催し、男子長距離ブロックからは駒大出身の伊藤蒼唯と国学院大出身の上原琉翔が出席。伊藤は「伝統あるユニフォームに袖を通すことができてすごく感謝していますし、誇りを抱いています」と初々しく笑った。

 駒大出身の伊藤は1年時の箱根駅伝6区区間賞で同校初の学生3大駅伝3冠に貢献。4年間チームの主力として安定感抜群で走り続け、今年の箱根駅伝は6区2位だった。「自分は今まで大学駅伝である程度注目して頂いた。次は新しいカテゴリーになって、また強い選手として注目されるようになって行きたい」とさらなる高みを目指している。

 大学時代、様々な種目でオールラウンドで活躍してきた伊藤。これからの出場種目については「大学4年間やってきた中で、自分の得意種目を明確に定めることができなかった。1、2年目は得意種目を定めていきたい」という。まずはトラックレースから着実に結果を残し「楽しさを見いだせてからマラソンにチャレンジしたい。マラソンを主戦場としている選手も多く在籍しているので、マラソンの楽しさや醍醐味を聞いて、自分なりの楽しさを見つけてやっていきたい」と話した。

 最終的な目標は「日本代表として世界に出ていく選手になること」ときっぱり。「それを一足飛びにできるとは思っていません。段階を踏んで、一歩ずつ進んでいけるような選手になって行きたい。

富士通と言えばこの選手だよねって思ってもらえるような人間になっていきたい」と笑顔で意気込んだ。

 男子400メートル障害は小川大輝、女子競歩は柳井綾音と共に25年東京世界陸上代表が出席した。

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